なのは長編小説(1)

□Burning air force(その2)
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以前までなら[ミーニャ・ホワイトローズに熱愛発覚!お相手は同じ部隊の先輩!]とか、なんとかゴシップ雑誌の格好のネタにされていたから
「あの、ありがとうございました!」
頭を下げて、助けてくれた人に、お礼を言う
「うん、何もなくて良かったよ」
そう言って、微笑む、スバルさん…

キュン

ふいに、胸が締め付けられて、寂しいような暖かいような…
訳の分からない感情が、後から後から溢れてくる

「ミーニャ!大丈夫だった?スバル、私からも、ありがとね、助かったよ」
アリーナ隊長の声で、我に還った



「さてと、今朝の訓練の評価だけど」
訓練場から隊舎に戻る途中、アリーナが、二人に話しかける
「まずは、ヤスヒロ」
「はい!」
「ヤスヒロは、最初から飛ばしすぎるし、熱くなりすぎだから、もう少しペース配分とか考えて冷静にね、それに攻め方もワンパターンだから、もっと工夫して攻撃すること、これから一緒に頑張ろうか」
「はい!頑張ります」
ヤスヒロの返事に微笑み、今度はミーニャの方を向く
「ミーニャは…、自分の魔力の事を、もっと知る事が課題かな、それと、今回はヤスヒロだけだったけど、これからはレセナ副隊長とかエルシオーネ一等空尉、もちろん私も一緒に戦う事になるから、仲間を信頼してね」
「はい…」
ミーニャの返事に、元気がないのを、アリーナは不審に思うが 
すぐに考えを切り替えて、これからのバーニング分隊のフォーメーションを考えていた



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