■賑やかな入口■

□…アース編first…
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『…シェルっ!』

【はいはーい?】


勉強の合間の僅かな休憩時間。俺は必ずシェルに会いに行く


【…アースか。何しに来たの?同じ教室なのに】

『少しでも近くに、長くいたくてさ』


俺の愛するたった一人の君………シェル…


黒く艶やかな長い髪、透き通る様な白い肌。思わず目を奪われる、体の線

シェルが廊下を歩くと、誰だって振り向かずには居られない

そんな彼女と俺の関係は勿論、公認の…


【…近くとか長くとか…また無駄にウザい事を】

『Σぅっわ、冷た!!』


…完全な片想いだ……



目を疑う程ビッグな方々が通う此処、世界立特別名門校。その特別名門校の更に特別な教室

そこに俺達は通っている

通っているなんて言っても、寮生なんだけどな。住んでる住んでる(笑)




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