野球部のゲストを招いてお送りしてます、青道高校放送室。第二回目の今回は伊佐敷純さんをお迎えしていきますよ!



「おーい、ここで良いのか?」
「どうぞどうぞあってまーす」

入り口から今回のゲストの声がする。どうやら放送室には入った事がないらしい。まぁ、あんまり部員以外は入らないけどさ。

「お、なんだ放送部だったのか」
「知らなかったんだね。まぁ良いけど」

三年間同じ学年で生活してて知らないってのはどうかと思うけど、確かに接点がないから知らないのも道理か。

「まぁそこに座って下さいな。ファンタで良いよね」
「…何で知ってんだよ」
「情報収集済みです」

伊佐敷くんの好物、ファンタをコップに入れて席に置く。これから色んなこと聞くから、サービス。それを飲んだらもう帰れないぞ。と暗に言葉を掛けるけれど、彼はそれには気付きもせずに一口目を含んだ。




さぁ、洗いざらい吐いてもらおうか











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