銀魂小説

□盲目な君
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「嘘!!??あの、教育ママの土方が!!?」

「ママゆうな!!!」

そりゃ焦ったよ。あからさま教育ママの土方がまさか自分の弟分の沖田くんの教育忘れるなんて…ん?

「でも沖田くんお姉ちゃんいるじゃん。お前がそこまでしなくてもいいんじゃ…」

「違うんだ!!!」

トシは相変わらず青い顔のまま俺の言葉を制し続けた。

「お前と近藤さんが総吾を江戸に連れて来たのが早すぎたんだ。まだ幼いあいつを…くそ!!!!」

トシはホントに悔しげに唇を噛みしめていた。俺はただゆっくりとトシの背中を撫でて上げるだけ。

妙案が思い付いた。
「そうだ!神楽と沖田くんを一緒の学校に入れればいいんじゃね!!」

土方の目に歓びの火が灯った。
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