銀魂小説

□拍手連載
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Happy Birthday To You


アイドル副長の悩み





―――これは嫌がらせなんだろうか?――――

朝起きるとクリスマスでもないのに土方の枕元には大量のプレゼントが置いてあった。


「またか…」


――もういい年なんだからいい加減プレゼントを置かないでほしい――


そう、今日は土方十四郎の誕生日である。無論新撰組アイドルがプレゼントをもらわない訳がない。しかし、新撰組では抜け駆け禁止という暗黙のルールがあり副長へのプレゼントは必ず無記名となっている。そのため、センスないプレゼントやゴスロリ・コスプレなど副長に着てもらいたいがためのプレゼントもある。

このことが鈍感天然アイドルを勘違いさせるとは誰も知らない。


「この服なんだよ…しかも妙にサイズ合うし…」

土方は妙に律義である。そのため、貰ったものは必ず1度隊士の前でつかうのだ。
もちろん服も例外なく…
それゆえ土方は、ゴスロリやコスプレが普段鬼副長といがまれている自分へのストレス解消だと信じてゆるがないのだ。

本当はただ愛され過ぎているだけなのだが…
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