銀魂小説

□拍手連載
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ハッピーバースデー
〜午前中〜

会議室はすべての床が畳で出来ている。つまり和式。つまり座るとすれば胡座か正座。今日ミニスカートを履く土方はパンチラの危険があった!!

…どおしよう…

土方は悩んだ。一人だけ立って居るわけにはいかない。かと言って局長の横つまり皆の前に座るのも嫌だ。この網タイツが普通のストッキングならまだ良かったのに……

土方はまたため息をついた。

「そんなとこ立ってないで早く座りなっせぇ。」

沖田に急かされ土方は意を決した。




「では、早朝のミーティングを始める」

局長の勇ましい声から朝のミーティングは始まった。その厳めしい姿の横に不釣り合いぐらい艶っぽい姿がある。土方はパンチラを防ぐためにお姉座り。つまり正座を右に崩した座り方をしていた。確かにパンチラこそしないが無茶苦茶な色気を朝から垂れ流すこととなった。
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