銀魂

□Chu-Lip
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ちゅっ─



「もぅ一回するアル!」


「おめ さっきから何回目だと思ってんの!!
しかも全部銀さんからじゃん!!」


「減るもんじゃないネ!!
早くしてヨ」


「ったく…次で最後だからな…」



銀ちゃんは少しふて腐れたように言うと,私の首の後ろに両手を回しクイッと顔を上げて口付けた。



唇をくっ付けるだけのシンプルなやつ…


だけど銀ちゃんとのちゅーは気持ちいいアル─



数秒口付けると銀ちゃんはすぐ唇を離そうとする。



もうちょっとこうしてたいヨ…



私は銀ちゃんが離れないようにギュッと抱き締めた。


すると銀ちゃんもそれに答えるかのように顔の角度を何度も変えてちゅーし続けてくれる。



「…ん……」





あれ……銀ちゃん…ちょっとたんま!!


何か苦しくなってきたアルゥゥ!!



「…んんん!!…」



私は身体を軽く押すが,銀ちゃんはわざとか更にピッタリとくっついて離れようとしない。



眼を開けてみると銀ちゃんの顔は微妙に笑ってた。



コイツ…絶対わざとアル…!!


ヤバい,限界ネ!!




私は全力で銀ちゃんの身体を突き飛ばした。



「ふごォォォ!!」



銀ちゃんはテレビに頭をぶつけてその場に倒れ込む。


やりすぎたアル…


「銀ちゃん!」


私は銀ちゃんの側に駆け寄り,そっと抱き起こした。



「何すんだァァァ!!
頭ハゲてないこれハゲたんじゃないこれェェェ!!」



「安心するアル!
毛根は健在ネ!!」


言いながら銀ちゃんの天パをフワフワ撫でた。





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