銀魂

□衝動
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お前は女で



俺は男



前から言ってんじゃん



男は皆獣だって



少しは危機感もてよ



衝動



厠 風呂 部屋


俺が何処で何をしていても用さえあれば平気で入って来る神楽。



「銀ちゃーん 定春の餌無くなっちゃったヨ」


ほら来たよ


神楽は何のためらいもなく風呂場の扉を開く。


俺今入浴中なんだけどォ


いくら親子みたいなもんでもさ お前もお年頃だし


恥ずかしがるとか無い訳?



俺も一応男だし


この先ずっとお前が無事な保証なんて何処にもねーんだよ



まぁ少なくとも今のガキなお前には興味なんか湧かねーけどな



「あー 後で買い行くか」


「うん あ」


「何だ まだ何かあんのか」


早く出てけェェェ


「私も入るアル!!銀ちゃん背中流してヨ」


「ああ じゃー入れ」


あ ちょ 待て待て


何俺?じゃー入れって



…つか何焦ってんの俺 所詮相手はガキだよー?


全然大丈夫じゃん?






…なんてな




無意識のうちに神楽をそーいう眼で見てる俺がいる。



ガキだから興味無いとか嘘だよ



ガキだけどさ



お前自体に興味持っちまってるから






-END-
 

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