ポケモンNovel
□二人の関係
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「ポケットモンスター」の役を演じているサトシ達のお話。
■補足
サトシ…智
シゲル…茂
ハルカ…春花
ヒカリ…光
〜「ポケモン」収録後〜
「お疲れ様、春花に会うの久しぶりよね〜っ!!少し痩せた?」
「あはは、ありがとう。ポケモンの収録ある度に食べてたから気になってちょっとダイエットしてみたんだ〜(^_^;)」
「そうなの??春花スタイルいいのに…気にしなくても大丈夫だいじょうぶ!!」
「あははっ、ヒカリの口癖すっかりうつったわね」
「あ〜…、ほんとだ。つい言っちゃうのよね(^v^;)」
「まぁ私も人の事言えないなぁ…AGシリーズの時は"〜かも"て言っちゃってたし」
「そうよね〜、つい口癖になっちゃって」
「あっ。口癖と言えば、智もそうよね」
「智の口癖?」
「ほら、"〜だぜ!!"ってやつ。役にすっかり入れ込んじゃって、今はもう学校とかでも普通に言ってるのよね〜」
「え、あれって役の癖なの!?普段も自然に言ってたから昔からの口癖なのかと思ってた…」
「よね!?私も初めて会った時はそう思ったの!!茂から教えてもらってなかったら気づかなかった」
「ああ、そういえば茂って智とは幼なじみなのよね??」
「うん、小さい頃から。ずっと学校も一緒だったみたいだし…そう思うとあの二人本当に付き合い長いわね。親の都合で同棲もしてるし」
「えっ、同棲!?」
「そう。学校のお昼にね、二人のお弁当見たらすぐに気付いちゃったのよ」
「あぁ…なるほどね。ーっ…ねぇ、春花」
「何??」
「あの二人って、何だか親友って言うより…むしろ恋人みたいじゃない?」
「恋人かぁ…ふふっ、いっそ付き合っちゃえばいいかも(笑)」
「あははっ!!それ良いわね(笑)でもそれ言ったらきっと智怒るわよ?」
「顔真っ赤にして…ねぇ??」
「「ぷっ…あはははは!!!」」
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「へっくしゅn!!!」
「うわっ、こっちに飛ばすなよ。風邪か?これから僕雑誌の撮影あるんだからうつすなよ!?」
「うっさいなー、急に鼻がムズムズしただけだって…」
「ふーん…もしかして噂されてたりして?」
「まっさかぁ…」
「あ、智今日はポケモンの撮影で終わりだったろ?先に家帰って洗濯取り込んで…あと買い出ししといてくれ」
「げーー。またオレ??」
「朝昼夕の食事、一体誰が作ってると思ってるんだ!?
洗い物して掃除してゴミ出ししてるのは誰だと思って・・
「あーもー分かった、分かりました!!!全部茂です、茂くんです!!!」
「分かればいいんだ。じゃあこれ、買い出しメモ。宜しくな」
「へ〜い…」
二人の関係
(さてと、今日のごはん何だろなぁ…)
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