パラレル

□ぬらりひょんの孫 第六十一幕パロ
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警告!
6/8発売のWJのネタバレになります
ネタバレ嫌な方はプラウザバックぷりーず!







ぬらりひょんの孫
第六十一幕パロ(悠翠)
ぬらりひょんの相手が姫なので翠も姫です


「翠姫」
若き妖怪の総大将に名を呼ばれ、翠は振り返る。
「なんだ?」
「俺と夫婦(めおと)になろう」
悠弥の言葉に周囲の妖怪達は動揺を見せる。
「今なんと言いました!?こやつは人間ですぞ!!」
「人と交わる気か、あんた!」
しかしその言葉に悠弥が耳を傾けるはずがない。
「翠姫」
「な、なんだよ・・・」
「あんたは特別な存在だ・・・俺はずっとあんたを見てきたが、その思いは、いや増すばかりじゃ・・・」
悠弥はにっと笑う。
「平たくいやぁあんたに惚れた。翠姫・・・俺の妻(おんな)になれ!!」
「えっ?・・・・は?・・・ええぇぇ!?」
驚く翠を悠弥はとりあえずという事で自宅まで送り届けた。
「帰さないかと思った」
翠の言葉に悠弥は笑った。
「納得するまで返事は待つ。嘘はつく妖ではないからな」
悠弥は背を向けた翠を抱き締めた。
「なぁ・・・一緒になろう。俺はやがて天下を取る・・・その為にはお前が必要なんだ」
「・・・・悪い・・・・俺は、お前が思うような人間じゃねぇ」
翠は悠弥の腕から逃れる。
「誰でもわけへだてなく救ってきたわけじゃねぇから・・・俺の力が欲しいなら、諦めてくれ」
「・・・あんたの力が欲しいんじゃない。そばにいろって言ってるんだよ」
悠弥は翠に背を向けて歩きだす。
「明日、また来るからな」
「そ・・・それは困る!!」
困った表情の翠を見て悠弥は楽しそうに笑った。



あとがき
翠姫のもとになった珱姫の性格から言えば凛冬なんですが、こっちの方が面白そうだったのでw
でも強引な悠弥は気持ちわry

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