パラレル

□まりあ†ほりっくパロ
2ページ/2ページ

アニメ第4話パロ
※結婚後を想定してます

「起きてください、シルヴィア様」
目が覚める前のまどろむ意識の中でシャルの声が聞こえてきた。
あー起きなきゃ
イタズラされるに決まってる。
「お目覚めですか、殿下」
目を覚ますとメイド服を着たシャルが俺に馬乗りになってました…
し・か・も…
「おはようございます、殿下」
殿下って主従逆転プレーですか!?
鼻血出すよ、シャル
いや、それよりこれは夢かもしれない
寝なおそう
「あー!寝ないでくださいよ、殿下」
幻聴だ
疲れてるから幻聴が聞こえるに違いない
いや、その疲れてる原因って昨夜、シャルが…
「殿下、二度寝しちゃうなら…」
ぐえっ!
なんか、内臓のあたりが圧迫されてるような……
「踏んづけちゃいますよ?」
いや、性染色体が本当にXYなのかと疑いたくなるあなたのそのおみ足で、もうとっくに踏まれてます
俺、そっちの気はないはずなんだけど
「………シャル、起きるから足どけてくれる?」
「はい、殿下」
観念して起きよう
俺は諦めた
間違いなくこれが現実だと受け入れる事にしたのだ
俺が起き上がると、シャルはベッドの下にひかれた絨毯の上で横座りをしながら上目遣いで俺を見上げていた
「殿下、なんでも申し付けてくださいね。殿下の言うことなら、シャルは何でもいたしますから」
やば…可愛い
なんでもってことは…

膝枕してもらったり
耳掃除してもらったり
爪を研いでもらったり
マッサージしてもらったり
一緒にお風呂入ったり
シャルの本名耳元で囁いたり
朝から口にはできないことをしたり……

「………ってことお願いしてもいいの!?」
「前半はともかく、後半になるといつもとやってること変わってないよ、シルヴィア」

…沈黙…

えっと、その………
「ごめんなさい」


おしまい


こんなもんUPしちゃってごめんなさい orz
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ