「偽笑少女」

可愛いフリだけ得意になった
仮面をかぶる毎日です
心の底は闇の中 独りきり
何も信じない

誰も知らない心に 爆薬かかえて
自傷しながら にっこり笑うあたしには
優しくささやく アナタの声は届かないの
表情なくした人形に 愛は要らない
「助けて」なんて台詞は とっくに棄てました

愛想よくイイコを演じ
裏でキズ隠す日常です
笑っていても 泣いてても
本当は何にも感じない

誰も気付かない心に 毒薬かかえて

自傷しながら 冷たく微笑むあたしには
温かすぎるアナタの腕は 必要ないの
愛情なくした人形は 永久に孤独で
「淋しい」なんて台詞は とっくに忘れました

キズを増やして にっこり笑うあたしには
冷たく嘲笑う人の声さえ優しすぎて
壊れる瞬間 人形が手に入れたものは
ご主人様が与えてくれた

「不幸という名の幸せでした」

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