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□その口付けは甘く
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―その口付けは甘く
「…ねえ、謙也さん、いい加減意地張るのやめたらどうです?」
「…うっさいわ!お前なんか…っあ…!」
「ほら、気持ちええんやろ?声漏れてるし。」
カラダだけの関係というものもいいのかもしれない
けど
俺はカラダだけではなく
心も欲しいわけであって
それは
ワガママ?
「やめ、ろって…言ってん…ね…っあぁっ!」
「こんなイイ所で止めてもええんすか?…こんなビンビンにさせといて。」
「うっさ…、あ…っ!」
今、謙也さんどんな顔してる?
めっちゃ嫌な顔?
ま、それはそれで可愛い。
そんな事を考えながら
バックから突き上げ
空いた手で反りたっている謙也さんのモノを扱く
「ひ、かっ…!…あっ……!」
「…謙也さん、めっちゃかわええっすよ…そそられる。」
「…っあ…ああああっ…!」
あ、イッた。
カラダは本当に素直。
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