03/29の日記

03:14
電激家族天野家シリーズ
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以前日記に書いた設定です。テンションが気に入ってます。
当時やってたゲームの主人公と家族構成が似てしまって…影響受けまくってます。




それは、たった数秒の出来事だった。
そのたった数秒で、俺の12年というちんけな歴史は簡単に崩壊した。

俺の歴史はそれほどちんけなものだったのか?
いや、違う、インパクトが強すぎた。

俺達の「父さん」が明日から「母さん」になって、謎の外人が今から「お父さん」だって!?


妹の生と引き換えに、母さんは死んだ。

母さんが死んで10年。その日は俺の、小学校の卒業式でもあった。
その御祝に父さんは少し立派な店で小さなパーティを開いてくれた。
兄妹揃って楽しい食事。それで終わると思っていた。

父さんは突然、「皆に話がある」と小さく話し始めた。「皆に紹介したい人がいる」と。
父さんと母さんの仲は、兄貴や姉ちゃん達から聞いていた。とても良い仲だったらしい。そんな父さんが人を紹介するという事に兄貴達は酷く驚いていた。

そして、そこに現れたのは…

金髪の外国人、しかも男だった。


「仲良くするにはファミリーに!これからワタシはみなさんのお父さんデース!」


だからって、親父になる必要無いだろー!!!

それから俺達天野家と、謎のアメリカ諜報部員を名乗る外国人とのドタバタな日々が始まるのであった……

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03:11
海巡り(仮)
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ちょっと前から温めてた設定です。
世界観が気に入ってます。




陸が無い、「世海」があった。

人々の下にはいくつもの「海」があり、人々の上には「天の海」があった。

人々は海(ミテラ)から生まれ、そして海に還る。
死者の魂は天に上がり星(ステラ)となり、生者達を見守り、その光で導く。

この世海には大きな「海域」がいくつもあった。その海域はそれぞれを「境海線」が遮り、越えない限りその先は見えない大きな壁のようなものとなっている。

この世海の海は、順に、

人々が生まれ、死ぬ「生と死の海」。
人々が争う「血の海」。
人々を争いへと誘う「欲望の海」。
人々の様々な心を反映する「心の海」。
人々の様々な記憶が集まる「記憶の海」。
人々の様々な知恵が集まる「智慧の海」。
人々の様々な時間が集まる「時の海」。
人々の様々な言葉が集まる「言葉の海」。

そして、全ての人間が還る場所、全ての海の遥か底にあるとされる「母なる海」。

世海が丸いと証明するかのように、言葉の海は生と死の海に繋がっている。


人々は海の上に「舟」を浮かべて生活する。
それが人々の「居場所」となり、その居場所に他人を招き入れ、共に生活することでその他人と「家族」になる。

子供は生の海からやってくる。正確に言うと、生の海の下の母なる海から上に上がってくる。
子供が欲しい一家は天の海の星を拝み、自分たちの舟の近くに蓮の種を投げ捨て、ここに星が落ちるように教える。
星はその蓮の種が落ちた場所目掛け落ち、その場所から子供が上がってくる。
その子供は、その星が持っていた記憶と名前を引き継ぎ、新たな人生を記憶に刻む。

この世海の人間には生殖機能は無い。大いなる母と父がいるからだ。


死を迎えた人間は、海に落ちる。遺体はそのまま生と死の海に流れ、沈み、二度と上がってくることは無い。


この世海の全ての始まりと終わりは生と死の海となる。



この物語の始まりは、生と死の海で毎日をただ平和に、言い換えれば退屈に過ごしていた青年が突然海から現れた不思議な少年と世海を巡る話である。


青年「カロン」は、ある日星も蓮の種も落ちていない場所から上がってきた深い青の瞳を持つ少年と出逢う。

記憶も名前も無く、ただ「世海を見て来い」という使命を持ったその不思議な少年に、カロンは「ミテラ」と名付ける。

そして、そんな少年の「兄」として、彼と共に世海を旅する事となる。

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03:09
School Riot Gangster(仮)
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設定まとめるぜ企画(?)第一弾
難読地名を名前に使った話





その国には普通の人間とは違い、特殊な能力を持った人間がいた。

政府はこの特殊な能力を持った者達を、世界とのパワーバランス崩壊と、そしてそれによって利用されるだろう彼らの人権の為に、一つの大きな人工の島、「豊葦原」の中に閉じ込め、自分たちに害が及ばないように教育した。

何不自由無く、「自分たちの世界はここで、この海を越えても何も無い」と刷り込ませるように……

豊葦原の敷地内に建てられた東西南北中央に分かれた国内最大とも言える大きな学校、「大和学園」。

物語は、この学園に外の世界からの転校生が現れることにより大きく動き出す……





刃物や拳銃などの武器の持ち込みが可能な謎の多い学校、大和学園。

そこの生徒達は日々学校で己の武を磨いていた。この学校、つまりは大和学園一になれば何でも望みが一つ叶うという。

その学校には、すでに4つの大きな「勢力」が出来ていた。

学校の北棟を支配する「北州組」。
学校の中央棟を支配するいくつかの大きな組が集まった「秋津同盟」。
学校の西棟半分を支配する「伊予隊」。
そして西棟のもう半分を支配する「筑紫連合」。

残る東棟には教師達が、南棟は小さな勢力が支配権を争い衝突を繰り返している。

昼間は普通の学校、その学校も放課後になれば姿を変える。

生徒達は大和一を目指して戦いに明け暮れている。


主人公、木流行積(きながせいつもり)は「外の世界」から能力者という事で、この豊葦原に隔離される事になった。

背後から突然襲われ、気が付けば学園の一室、暗闇の中行積を連れてきた者達と関係あるだろう人物は静かに、

「ここは忘れられた世界、豊葦原。木流行積よ、この大和学園一の強者となれ、そうすればお前の願いを一つ叶えてやろう」

と言った。それは「ここから出たければ、学園一となれ」と同義であった。

行積は「元の生活に戻りたい」という焦る気持ちを抑えながら、大和学園での生活を始める事となった。



書いていくうちに世界設定がガチになってびっくり

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