アリスの花園

□快楽の冬休み
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 智海(ともみ)は高校三年生。大学もエスカレーターで決まり冬休みをどう過ごすか友人の佐枝子と花を咲かせていた。

 「ねえ、智海、従兄弟がさ湯布院の近くに別荘持ってるんだけど、どう?」
 「湯布院?素敵ねえ〜」
 「今、海外旅行中だから使ってもかまわないって」 「それ素敵

 冬の湯布院と聞いて智海は興味をもち、冬休み佐枝子(さえこ)と一緒に行くことに決めた。


 当日、佐枝子が新幹線の中で謝ってきた。

 「智海ゴメン。従兄弟がさ急に帰って来て、いるのよ。私達の寝室は二階だし鍵がついてるから大丈夫よ」
 「佐枝子がさ、そういうなら…」

 仕方なく智海は了承した。本当は少し心配だった。

 最寄り駅に着くと従兄弟の彰人(あきと)が車で迎えに着ていた。

 「悪いね。急に予定が変わってしまってね、実家に帰ると仕事手伝わさられるからね。避難場所はここしかなくて」

 「いえ、私こそお言葉に甘えてしまって」
 「良いのよ智海。元はといえば彰人さんが悪いんだから」
 「佐枝子は相変わらずきついね」

 三人は車に乗り別荘に向かう。湯布院とは距離があるためか建築の基準に引っ掛からないため洋風の立派な別荘だった。

 「着いたよ。佐枝子は久しぶりだろう?」
 「そうね。彰人さん私は免許持ってるんだけど、智海はまだなの。買い出しは私がするから車貸してね」
 「それはいいが、事故るなよ?叔父さんに怒られるのは俺なんだからな」

 彰人の案内で、別荘に入ると素敵な内装にビックリする智海である。リビングに通され、ため息をつく。 アンティーク家具で埋め尽くされた部屋なのだ。

 「素敵なリビングですね〜」
 「有り難う。飲み物出すから適当に座って」

 進められるまま二人は座り、ウェルカムドリンクを受けとる。

 「荷物を整理したら湯布院まで送るよ。楽しんでおいで」
 「有り難う。たまには役にたつのね」
 「酷い言われようだな」

 智海と佐枝子は早速荷物を整理するため二階に上がる。二階には三部屋あるだけで、どれもダブルベッドが置かれているのとサイドテーブルとクローゼットとシャワーが備え付けてある。

 「智海はこっち使いなよ。鍵が二つ着いてるから」
 「私は隣の部屋にするから、何にも無いと思うけど心配だから」
 「うん、悪いけど甘えさせてもらう」


 二人は荷物を整理した後湯布院の車OKエリア迄送ってもらい。観光に出かけた。
 綺麗な自然が残っている湯布院を堪能して一日を終えた。
 帰りは電話をすると彰人が、朝別れた所まで迎えに来てくれた。


 夕食は外で済ませてきたので、別荘に戻ってからはゆっくりくつろいでいた。

 十時をすぎると二人共に眠くなりナイトキャップ代わりにソフトドリンクをもらって飲み、部屋へ引き上げ、シャワーを浴びネグリジェに着替える。

 「失敗したな〜女同氏だからちょっと大人ぽいのにしちゃた。これでは部屋から出れないわ」

 智海は胸の大きく開きレースで乳房が隠れロングのワンピースはリボンで止めるタイプのネグリジェだった。後あるのも、対して変わらない色ぽい物ばかりである。
 眠くなっていたので、そのままベッドに潜り込み寝入ってしまった。鍵はしっかりかけて。


 深夜、智海は胸の辺りにいわつかんを覚え深い眠りからぼーっとしながら目を覚ます。胸の辺りが濡れた感じがする。

 (寝汗かしら?)

 起き上がろうとして誰かが覆い被さっていることにビックリして悲鳴をあげようとすると、唇を濃厚なキスで封じ込められる。暫くして解放され、息の整わない体でサイドスタンドを着けると彰人が覆い被さっていた。

 「智海は大きい胸してるね。Cカップかと思っていたけどDカップあるね。こんなそそるネグリジェ着て誘われてると思ったよ」
 「どうやって入って…」
 「それは秘密素敵だよ胸の形も良いし肌はツルツル」

 そういって、智海の乳房を揉みし抱く。智海の乳首すでに尖っており、先ほどのムズムズ感は彰人が乳首吸ってねぶり回していたのだ。

 「ひっ!止めて!」
 「大きな声を出すと佐枝子が目を覚ますよ?俺はいいけど、智海は困るんじゃないかな?」

 耳に囁く様に言いながらリボンを一つづつ外していく。智海は羞恥で白い肌を薄紅色に染める。混乱している隙に、彰人は智海の陰部に手を潜り込ませクリトリスを軽く撫でてやる。

 「あっ…止めて…お願い」

 彰人は智海の言葉を無視してねちこく愛撫し続ける。すると智海の否定の呟きに甘さの混じった息遣いが混ざってくる。彰人は智海がバージン出ない事を見抜き、始めは快楽をたっぷり味あわせることにした。

 そうとは知らずに、智海は声を出すまいと指を噛んで必死にこらえている。彰人はクスリ笑うと両脚を掴み広げさせ陰部に顔を埋め、舌でクリトリスを丁寧に愛撫してやる。

 「あぁぁん…止めて…そんな…んん」
 「智海は可愛な。ここがピンク色しているよ。ここはどうかな?リンゴみたいに熟れてきているね」

 クリトリスとワギナを交互に愛撫してやると、智海の脚がひきつり、甘い声が部屋に満ちる。

 「あっ…あぁぁん…ひん…あぁぁん…」

 智海の反応に気を良くした彰人はワギナに指を一本入れた。智海は快感で気づいていない。それを良いことに注挿を繰り返す。
 馴染んだ頃を見計らい二本めも挿入する。その頃になって智海は自分のなかのいわつかんに気づいて、戸惑いの声を上げるが、直ぐにくる快感に翻弄されてしまう。

 「ああ…もう、もう…いきそう」

 その言葉で彰人は愛撫をやめ、三本めの指を挿入し注挿を始める。

 「あうぅ、もう…止めて…苦しい…」

 しかし、智海のワギナからは露が滴り落ちてきている。彰人は行ける判断し指を抜き、今まで着ていたバスローブを脱ぎ捨てた。
 智海は指が抜けたことでほっとして力を抜く。それを見計らい彰人は猛ったペニスを一気に挿入する。

 「ひいぃぃぃー、痛い…お願いします…止めて…痛い…」
 「大丈夫、力を抜いてれば直ぐに気持ち良くなるよ。智海は素質ありそうだしね。今夜は俺と初めてだからきついかもしれないけれど、明日は俺のモノをくわえ込んで腰を振ってるよ」

 彰人は出血してしまった血の助けを借りて注挿を繰り返しているが、量的にかなり少ない。それに、挿入した時の青い顔が薄紅色している。本当に素質ありそうだ。明日からが楽しみだ。

 「もう…ダメ…お願い…」
 「いってもいいよ、智海」
 「あぁぁん…」

 彰人は自分もいくため腰を使い頂点まで来たところで、智海の腹に射精した。智海ははんば放心状態で彰人には都合がよかった。
 魅力的な智海の乳房を揉みし抱き、乳首を吸って甘く噛んで、智海が意識をはっきりさせたときには、自らの唇から甘い吐息とねだるような甘い声がはっせられていた。
 挿入は一回だったが愛撫で二度いかされた智海は気絶する様に眠った。
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