俺を照らしてくれる光
□2話
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〜3日後〜
怪我が治るまでの3日間学校を休んでいた俺は、また今日から、今度は越前亮として学校に通う。
リョーマ「亮兄、震えてるけど大丈夫?」
亮「あ、ああ…
大丈夫だ。」
雅治「あんま無理すんなよ?
今日はウチと青学と氷帝で練習試合するんだ、何かあったら俺達に言えよ?」
亮「おう……」
リョーマ「安心して?
先輩達には事情話しといたから。」
亮「ああ……
悪いな…………」
心香「気にしないでください。
私達、家族でしょう?」
亮「家族………」
家族……
今までそんな事を言われた事が無かったから、家族って言葉がこんなに嬉しいなんて知らなかった……
亮「そうか………
そうだよな…」
俺は震える体に鞭打って学校に向かった。