俺を照らしてくれる光
□3話
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《亮side》
俺は試合が終わったあと、跡部や幸村達に呼び出され、殴られていた。
亮「っ、……ぐぁ…」
忍足「何でまたノコノコと来たんや!!」
亮「………、」
跡部「誰もお前に来てほしいなんて思っちゃいないのに、よ!!」
亮「ぅ…!!」
跡部に腹を蹴られ、思わず倒れ込んでしまった。
芥川「俺、疲れてきたC〜…」
鳳「大丈夫ですよ、助っ人呼びましたから!」
長太郎の声とともに、制服を着崩した、見るからに不良だと思われる男子生徒が10人程現れ、その中の1人に髪の毛を掴まれた。
「テメー、か弱い女の子虐めてそんなに楽しいのかよ?」
亮「い、じめて、ねぇ………」
「はぁ?
嘘ついてんじゃねぇよ!!」
「嘘ついたお仕置きしなきゃなあ(笑?」
亮「っ、?」
何をされるのか分からず唖然としていたが、右腕だけを伸ばした状態で押さえつけられた俺は、やっと何をされるのか理解した。
亮「や、めろ……!!」
「やめねぇよ?
だって自業自得だろ(笑。」
その瞬間、右腕に鈍く、それでいて酷い激痛がはしった。
亮「ああぁぁぁあああ!!」
見ると、鉄パイプで殴られていた。
そのあとも何回か同じ場所を殴られ続け、右腕の感覚が無くなり始めた時、心香達が駆けつけてきた。