短編

□あなたの代わりなんていない
2ページ/3ページ


くすくす笑いがとまり、悟天は顔を近づけてきた。


額と額をコツンと合わせる。







悟天「...熱い。
ちょっと熱上がってきた?」



「誰のせいだと思って..!!ゴホゴホ!」






瞬時に顔を離して怒鳴ったら盛大に咳き込んだ。








「僕のせい〜?」とか笑いながらちゃんと背中をさすってくれる。







咳がおさまると悟天はあたしのベッドに入ってきた。





悟天「ずっと添い寝してあげる!」



「何やってんの!?うつるよ!!」




悟天「うつすのが一番いいんだよ。

でも僕がそうなったら、看病してくれるでしょ?」


またドキッとしてしまう。




悟天はするりと腕枕をして、頭を撫でてくれた。
















「悟天..」




悟天「ん?」



「ありがと...」



悟天「お互い様でしょっ」








普段は恥ずかしくて言えないけど..。




大好きだよ、悟天。




















あなたの代わりなんていない おわり


























でもその三日後、あたしの代わりに悟天が熱を出しました☆←
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ