記念リクエスト
□大好きな貴方の…
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居間には、荒い息がし水音と高杉の可愛い喘ぎ声が響いていた。
銀時に襲われてから高杉は何度も達していた。高杉自身はもう限界が来ている。
銀時自身もその事は気付いていて辛いのだろうと思う、でも、もう少し苛めたいという思いのほうが強い。
ごめんね、晋ちゃん。
でも銀さん、止められないんだよ。
……あ、良いこと思いついた。
不気味に笑う銀時に気付いた高杉は、顔色を悪くさせ口元を引きつらせた。
ビリッと身体が一瞬痺れ、何事かと見れば尻尾を握られたのだった。
「銀…ぁ、…ゃあ、放し…てぇ、ひぁ」
「ホント敏感なんだな。もっと気持ち良くさせてやるよ…晋ちゃん♪」
「あっ!…だ、めぇ、あぁ…ぁぁあッ」
銀時は、掴んだ尻尾を解かれた後腔に入れたのだった。尻尾は敏感なうえ、後腔には尻尾の毛が動き微かな刺激が襲う。
その微かな刺激でも今の高杉には強い。
「今は自分の一部である尻尾に犯される気分はどうだ、黒猫ちゃん?」
「ん、あッ…ぎ…と…て、め…ぇ、覚え、とけ、よッ…く、あぁッ」
「え、何を?…あ、この光景?ごっめーん、忘れろって言われても忘れられないわぁ」
「そ、ういう…意味じゃ、ねッ……ひッ、ふぁッ」
良い所に当たったのか、高杉は一段と高い声をあげた。銀時は、尻尾を小刻みに出し入れし、耳を甘噛みし高杉がやられると弱い低い声で囁いた。
「抜いて欲しい?…晋助」
「ふぅ……れ…て」
「…え?」
「早、く…お前の入れ、ろっつ…ったんだ、よ」
「…〜っ///」
まさか誘われるなんて、予想外だ!!
可愛いなぁコノヤロー!!
銀時は、高杉に恥ずかしながらも言わせるつもりが、逆に一本やられてしまったのだ。
銀時は、高杉の額にキスを落とし後腔から尻尾を抜いた。
「入れるよ?」
「良、いから…も、早くッ」
「あー、マジ可愛い!」
「あっ、あぁあ…ぁあぁあ!!」
銀時は、己の陰茎を取り出し高杉の後腔に入れた。尻尾と桁違いなデカいモノが入ってきたため、圧迫感が喉の奥まで押し寄せる。
「晋助の中、気持ち良い」
「は、あぁ、銀、時ぃ…ふぁあぁ、…ん、ぁ!」
突き上げると高杉は女の様な声をあげる。が、銀時は容赦なく激しく腰を動かす。
高杉も、いつの間にかにピストンに合わせて腰を動かし快楽を得る。
「愛し、てるよ、晋助」
「お、れもぉ、あぁ、ん、あ…ッ」
肌と肌がぶつかり、結合部からは二人の合わさった愛液が動く度に卑猥な音を奏でる。
涙を流し喘ぐ高杉に、キスをしトップスピードで高杉を追い詰める。
「晋、助…せっかく猫になったんだからよ、猫みてぇに鳴いてよ」
「あッ…そ、なの…や、ぁああ!ぎん、激しッ」
「ホラ、早く鳴けよ」
「あッぁ…ひぅ、分…ったか、らぁ、ん、にゃあぁぁあぁぁ!」
銀時は、高杉の腰を掴みより深く突き上げると、高杉はビクッと身体を震わせる果てた。
銀時も、中で陰茎を締め付けられ高杉の中で熱い白濁を注いだのだった。
小さく喘いだ後、高杉は意識を手放した…。
行為後、銀時は後始末をしてソファで寛いでいた時、悲劇は起こった。
いきなりヒンヤリとしたモノが銀時の首元に当たった。
視線をずらすと、なんと刀であった。冷や汗がドッと流れるのが銀時は分かった。
「あの世で暮らせ…銀時」
「きゃー!ごめんなさい!ごめんなさい!」
高杉は瞳孔を全開にさせ、こめかみは青筋までたっている。
背中からは「少しでも動いたら殺す。むしろ、絶対ぇ殺す」というオーラーを出している。
殺される、と思った銀時だとたが高杉は、刀をしまい銀時の膝の上に座った。
「し…晋ちゃん?」
「てめぇも、少しは優しくヤれよ…馬鹿」
「ごめんね。半猫になった晋助が可愛かったから、つい」
頬をポリポリ掻きながら申し訳なさそうに言う銀時を見て、高杉は微笑み軽くキスをした。勿論、された銀時はポカーンと間抜けな表情をしている。
「クク…馬鹿な面」
「もー、可愛いっ!!好き好き、大好き!」
「…俺もだ」
俺は、気まぐれな猫。
例え、この耳や尻尾が消えたとしても…
俺は、大好きな貴方の猫です―…。
*オマケ*
「俺のせいで悪かったなぁ、辰馬」
「良いきに!ワシも良いもの見せてもらったしのぅ」
「また、その酒使ってアイツに飲ませてやってくれや」
「アッハッハッハッ、無理。命が幾つあっても足らんぜよぉ」
「だよなー」
まさか銀時が辰馬に頼んで仕組んだ事だったとは、高杉は一生気付かないだろう。
*fin*
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Cocco様、お待たせしました!!
高杉さんが半猫になった姿を妄想したらニヤけてしまった冬夜です!
そして、駄作ですみません(汗)
えー…この話は、どうでしたか?
皆様に少しでも楽しんでもらえたら嬉しく思います!
楽しく書かせて頂きました!
リクエストありがとうございました!!
5.1 冬夜