10/27の日記
23:44
ともしび
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正義?絶対悪?極端な話だけど、どちらもが存在しないとその反対の意味を持つことが生まれないんだよ。だから―――
なんでもないことのような口調で淡々と世の真理を語った彼女は、僕には言葉通りどちらも受け入れているようにもみえたし、逆にかたくななまでに拒んでいるようにもみえた。
そして彼女は言うのだ自分以外のひとは大抵好きだよ、と。
目と目があっているのに彼女の目は僕を通り越した遠いどこかを見ていて、口角をちょっとだけ上げただけの無理した笑顔が胸に刺さった。
僕は彼女をよく知らない。
まだ知らない、と言ったほうがいいのかもしれない。
でもこうやって話をして少しずつ知っていく。
これからも知っていく。
今も少し彼女を知れた。
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頓挫…orz
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