平成12年式 5速MT 4WD エアコン 走行距離約74000km
希望の装備、年式、価格でヤフオクにて落札。往復200kmの実車確認が無駄にならずに済んだ。

それまで乗っていたのはスバルのレガシィワゴン(GT)。荷物をたくさん積めるうえに速くて、ブレーキはよく効く。AWDシステムがしっかりしているため、滑りやすい路面でも安心だった。燃費だって8km/lと、ちょっと前のミニバンと変わらないだろう。10年前のターボ車にしては良くできていて満足していた。

それがなぜ軽トラに乗り換えることになったのか。

理由はいろいろあった。普段あまり車に乗らないため給油は月に一度だけ。ドライブはせずツーリングばかり。林道によく行くことから、もしもの時にトランポが欲しかった。使用頻度が少ない割には高い税金が気になる。車に必要以上の速さを求めなくなった。などなど。

なら、バイクが積めて維持費が安い。さらにオフロード性能も優れている車にしようと、こうなったわけだ。

日本で一番売れている軽トラ。それが今回買ったスズキのキャリイだ。よって中古車も数があり、年式・グレード・予算に合わせていろいろ選べる。
タイヤがちょうど足元にくるが、思ったよりは広い。シートは想像していたより疲れないが、すぐに反応できそうな運転姿勢はだんだん前のめりになりそう。
60km/hを過ぎた辺りからがんばりが伝わってくる尻下からのエンジン音。大丈夫だろうか…といつも思う。
横風への反応も凄い…。その度に安全運転を心がけさせられる。重い荷物を運べるようにとサスは硬い。そのためダートでよく跳ねる。

だが十分満足できる車だ!快適さよりも実用性に特化。飾りもんはいらない。実戦的であればそれでいい。


↑とは言ったものの、街乗りにも使用するため少々手を加えることに。
まず、AMデッキ→CDデッキへ。当然スピーカーが必要なため、安い10cm×2も取り付けた。その際、フロアまで筒抜けの取り付け穴にデットニング。狭い室内のためこれだけで十分。
さらにフロアとドアにもデットニングを施すことに。まずフロアに制振材・吸音材を貼る。愛知県の許L橋ウレタン製の材料を使用した。制振材は、アルミシートに制振効果を持つ粘着材を付着させたものとは違う。素材そのものが優れた制振性を有する、硬いゴムのような2mm厚のシートだ。曲面への施工が容易で、フロアや座席の台座部分へ貼った。吸音材は制振効果もある20mm厚のウレタンシートだ。マットの下に敷く。この段階でも効果がでる。今まで室内全体から響くようだった騒音が、フロアの制振・吸音をしたことで、音の出所がはっきりした。尻下とドアからだ。直下にエンジンがあるため、尻下は何かで塞ぐとする。今考えているのはメラミンフォームという、「激落ち君」で有名なスポンジのようなものだ。繊維質で脆いが耐熱性に優れ、断熱・吸音材に使える。ドアはフロア同様、制振材を貼り対処する。

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