めだ箱
□遊園地でWデート!
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*注意*
ここから先は、Flowerの蓮華さまとコラボ小説です。
原作で遊園地発言があったため、書こう!と企画したものです。
プロローグ・めだか×もがな → 緋廉
エピローグ・阿久根×善吉 → 蓮華
でお送りします。
よろしいですか?
それでは、いってらっしゃいませ。
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目の前に見えるのは、巨大な門。
あちこちからキャーという叫び声。
きらきらと輝く乗り物たち。
イメージキャラクターたちがそこら中を駆け回る。
メルヘンチックな世界。
そう、ここは大人から子供までをひきつけてやまない、遊びの楽園。
「って、なんで遊園地なんだよ!」
そう叫んだのは、生徒会雑用係、人吉 善吉。
「なぜって、そんなの分かり切っているではないか、めだかさんが決めたからさ!」
答えるように言ったのは、生徒会書記、阿久根 高貴。
「でもなんで遊園地なんですか?」
隣にいる髪をポニーテールにした生徒会会計、喜界島 もがな が善吉と同じような質問を返す。
「ふむ、それはな」
腰に手を当て、遊園地の門を指さしいう、生徒会長
「Wデーとなるものをするためである!!」
黒髪めだか。
これは箱庭学園生徒会のとある休日を描いた噺である。
「W・・でーと・・」
唖然としながらめだかが言ったことを復唱するオレ。
だってそうだろう?確かに、オレと阿久根先輩は、その、つ、付き合ってるし、めだかちゃんと喜界島も付き合ってる。
でも、だからって、これは唐突すぎるだろ。
「あぁ、某少年誌55号にて、私と喜界島だけが遊園地に来たと言ったら羨ましがっておったであろう?そこで、今回はWデートということで遊園地に来たのだ」
「ちょっ!まだ本読んでない人かわいそうだろ!?コミックス派の人に謝れ!!」
「さて、それではとっとと別れるか」
「展開早いな!!」
めだかちゃんはオレのツッコミを華麗にスルーして、とっとと喜界島の手をとり遊園地の入り口をくぐって行ってしまった。
「めだかさんらしいな、人吉くん。僕たちも行こうか」
「え、ちょ、えぇ!?」
こうして早くも別れて行動することとなった4人。
P2 〜 めだか×もがな
P4 〜 高貴×善吉
p5 〜 エピローグ