めだ箱
□きみ=萌え
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真黒×善吉女装
ギャグ甘
「唐突だが、善吉くん」
軍艦塔にて2人まったりしていると、いきなり真黒さんが話しかけてきた。
「なんですか、いきなり」
ソファに横になっていた俺は、体を起こし、真黒さんに向き合う。
と、真黒さんが何か持っていることに気付いた。
「実はね、きみに着て貰いたいものがあるんだ」
着てもらいたいもの?
なんだろう。着る着ないは置いておいて、どんな服なのかが気になる。
「ちなみに、どんな服ですか?」
「ん、うーん、着るって約束してくれたらいいよ」
「・・・・」
ということは、俺が見たら断わりそうなもの。ということだ。
いったいどんな服を持ってきたのか。
「・・ことわ「僕が一生懸命選んだんだよ」
「・・え?」
「きみに似合うと思って」
「うっ」
「オーダーメイドで」
「・・・」
あんたは一体になにをしていたんだ・・
でも、そんなにも俺のためにやってもらったら断れない。
いや、真黒さんのことだ、オレが断るっていう答えは用意してもらえていないだろう。
「・・すぐに脱ぎますからね」
「ああ!ありがとう」
結局俺が折れる形になり、まだ袋に入っている服を持ち、隣の部屋へと向かった。