リボーン
□ほっとけない。
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君には赤は似合わない。
そこから流れ落ちるものは僕がすくってあげる。
++ほっとけない++
「やっば!美術の彫刻まだ終わらないよ。今日はヒバリさんに応接室にくるように言われてたのに。」
ツナは声をあげながら美術室に一人呟いていた。先生はさっき用事があるからとか言って出ていってしまった。
「あぁもう。なんでよりによって彫刻何だよ。余計に疲れるだけじゃんか」
ぼやいて意識を違うところにやっていたのが間違いだった。
ガッッ!!!
次の瞬間、掌から大量血が吹き出してきた。