リボーン

□窓
2ページ/7ページ

 

ガラガラガラ

窓の開く音が、遠くのほうで聞こえた気がした。開いた窓から入ってくる冷たい風を、逃げるように布団を被った。



「つな…つなよし…綱吉。…起きないとキスするよ。」

「んな!?」


勢いよく布団から跳び起き、声がしたほうへと顔を向ける。


「やぁ、綱吉。おはよう。」

そこには、学ランを肩から羽織り土足厳禁の床に靴のまま上がり込んでいる雲雀の姿があった。


「な、なんで恭弥さんがここに!っていうか、今何時だと思ってんですか!おはようもなにもっ!!」


「うるさい口を閉じないと、噛み殺すよ。」
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ