過去拍手

□桜頬
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君はふるふると首を振って切なげな顔を僕に見せた。


そうは言っても本人は無自覚だろう。




でも、








(そんな顔・・しないでよ、)












「少し・・・、不安になったんです」



「不安?」





何か僕はこの子を不安にさせるような事をしてしまったのだろうか、




そんな不安が胸をよぎる。









「・・・来年も、」


「?」









「来年も、再来年も、その先もずっとずっと・・・・、」








ここまで言うと君は少し照れくさそうに、はにかんで














「雲雀さんと、こうやって二人で笑っていられるのかな・・・なんて、」












僕にこんな事を言った。





顔に熱が上がっていくのが自然に分ってしまう






今頃顔は真っ赤だろう。





(あぁ・・っ、もう。この子は・・・っ!)





僕は目の前の綱吉を胸の中に閉じ込めた。







「雲雀さん・・・っ?」




「・・・ッ僕が、」




「はぃ・・?」







「僕が君を離すわけないでしょ・・・・っ」




「っ!!」


















この先、



何十年、何百年、何千年たとうが






僕は君を絶対に離さない。









桜の木の下で、







僕と君は、








桜頬になりながら、






いつまでも、どこまでも








          幸せに笑いあう


































〜あトゥがき〜
まさかのキモヒバ\(^○^)/
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