詩
□水の唄
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落ちる
堕ちる
殞て逝く
優しい、緑の葉っぱから
するりと僕は零れ落ち
地面へ地面へ堕ちてゆく
落ちる
堕ちる
殞てゆく
落ちる
堕ちる
殞て逝く
青い空が遠ざかり
僕は茶色に堕ちていく
落ちる
堕ちる
殞て逝く
落ちる
堕ちる
殞て逝く
そして、僕はぴちょんと弾け
茶色い地面に啜られた
落ちた
堕ちた
殞て逝った
弾けて
啜られ
地が潤む
明日も誰かが、
落ちて
堕ちて
殞てきて
弾け
啜られ
地を潤す
落ちろ
堕ちろ
殞てこい
落ちろ
堕ちろ
殞てこい
毎日続く水の唄
落ちる
堕ちる
殞て逝く―