Dグレ

□始まりは‥
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「違うってわけじゃないけどさ…;、ティキでいいよ、こっちのが短くていいだろ?」

「…それもそうですね、では今度からそう呼ばせてもらいます、ティキ」

彼女に名前を呼ばれなんとも言えない満足感が体を包む、

「おう、そっちはルルでいいよな?」

そうゆうと頷いてくれて
OKをもらえたみたいだ、


「あとは…、そーだ
俺の能力は知ってる?」

「快楽のノア、触れたいものを選べる…、」

「正解♪
手とかどこでも通過自在ってやつ?」

そう言ってルルの手を掴む
「…?通過はしないんですか?」

「ん?触れたくないって思わないと通過できねーの、だから今は無理かな、」

笑顔でギュッと手を握る


「それはどうゆう意味ですか?」

「こうゆう意味」

チュッ、

相手の手の甲にキスを落とし
ニッと微笑む


「じゃ、またな、ルル」


ご機嫌で去っていく
ティキの背中を見て

少し頬を紅く染めたルルは呟いた

「やはり主の言うとおり気をつけないといけませんね…、」
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