草創史序説 弐

□第肆拾捌章
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第肆拾捌章

交わる言葉は 寂しさを
紛らす為に 在るのです

重なる心は 孤独の生を
認識する為 在るのです

私と貴方は 二人きり
世界を行く為 在るのです

止まない雨は 此の涙
流し去る為 在るのです

全ては由来を 求めて巡り
全ては未来を 求めて眠り

私は永遠に 貴方と永久に

生きれる事を 望みます
歩める事を 願います



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