草創史序説 弐
□第伍拾章
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第伍拾章
我は何も望まない
其が涙を流すなら
そんな契約 葬るなりけり
其が喜びは 我が喜びで
其が悲しみは我が痛みなり
心の病を患いにける
其を癒す 其の為ならば
我は何も厭わない
我は何も願わない
全ては其の為 我の為
其の生命こそ我が生命なり
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