置き詩

▼書込み 

04/30(Thu) 04:02
CHASE


もっともっと早く
風のように駆け抜けて


嗄れた声を
嘲笑う様に呑み込む海

埋もれた腕に
季節の雫が落ちても
君を離したくない

ああでも
君は放してしまった
これからを

それなのに何故
記憶に張り付いて
離れないのだろう

あの鳥も嘲笑う様に
飛んでいるのに
私にはどうしても
どうでもいい事には
思えない

乱すことの無い
日常だとしても

保証された
未来だとしても

それらを全部
かなぐり捨てて

君を追い掛けたい
PC

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