置き詩
04/30(Thu) 04:02
CHASE
至
もっともっと早く
風のように駆け抜けて
嗄れた声を
嘲笑う様に呑み込む海
埋もれた腕に
季節の雫が落ちても
君を離したくない
ああでも
君は放してしまった
これからを
それなのに何故
記憶に張り付いて
離れないのだろう
あの鳥も嘲笑う様に
飛んでいるのに
私にはどうしても
どうでもいい事には
思えない
乱すことの無い
日常だとしても
保証された
未来だとしても
それらを全部
かなぐり捨てて
君を追い掛けたい
PC
☆の付いている部分は必須項目です。