草創史序説 弐

□第参拾壱章
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第参拾壱章

優しき記憶に 縋りつき

私は今 何を思うた?
私は今 何を願った?

黄泉の世界へ 旅立った
過去の貴方は 私の生命

幾度後追い 願ったかわからず

幾度涙を流したかわからず

できるのならば私に貴方を
叶うのならばあの日を今に

永遠に還らぬ 貴方こそ
私の無二の 願い事

貴方が再び 起きることが
私の無二の 望み事



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