草創史序説 弐

□第肆拾章
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第肆拾章

一度の過ち 我を落としめ汝は皆に 罵り合う

低い視線は 鋭く冷たく
我が心を 濡らしゆく

高い視線は 優しく甘く
濡れた心を 乾かし癒す

同じ視線は 緩く変わらず
癒されし心を 楽しませる

全ての罪は 我にあり
責求む声も 仕方なし

時巡り 初めに戻りしが
我二度とせんと 誓うなり


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