銀魂short

□大嫌いなんて言わないでよハニー!
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俺は咄嗟にその場から立ち上がり、総悟の肩を掴んだ。
「…ッ、待てって言ってんだろーが!!」
「何しやがんでィ土方コノヤロー。痛ェや」
総悟は顔を歪ませながら振り向いた。
だが尚も目は合わせてくれない。

「悪かった」
「…何がですかィ」
「何がって…ほら、アレだろ……。俺が総悟を寝てる間にこっそり犯したこと…?」
一番思い当たる事を言ってみたのだが…。

「へぇ…そんな事したんですかィ。ああ…この前起きたら腰が痛かったのはそういう訳だったんですねィ」
「なっ!?」
ちッ、違うのか!?
じゃあ総悟はこの事知らなかったのかよ!!
これじゃやぶ蛇じゃねーか!!!!
「最ッ低でさァ、土方さん」
総悟の纏っていたどす黒いオーラがさらに黒くなった。
「そッ、総悟。だから悪かったって…」
「寝てる間になんて…犯罪ですぜ」
「許してくれ!!じゃあ…アレか?」
意を決してもう一つの思い当たる事を言った。
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