銀魂short

□欲求不満な副長さん
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「何でィ土方さん。びっくりしたじゃねーか」
「悪い…」
「で?何の用ですかィ」
「あ、ああ…」

よし、聞こう。
聞け。聞くのだ土方。
頑張れ十四郎。
お前なら…てか俺ならいけるさ。
よし、聞こう。

「総悟…山崎を見習ってストレートにいくぞ。
お前…何で俺の部屋来ねーんだ?」
俺がそれを聞くと、総悟は呆れたような顔をして言った。


「そんな事聞くためにわざわざ来たんですかィ。んなモン決まってんだろーが。暑いから」
「暑いから?…何で」
「夏だから」
「な…何で…そんな…」
「春が終わったから」
そして総悟は涼しげな顔で続けた。

「こんなただ座ってても暑いのに何でまた暑くなるような行為をしなきゃなんないんですかィ」


つまりは夏が終わるまでヤりたくないと。
じゃあ夏が終われば思う存分抱けるわけだ。

だったら少しの間くらい我慢してやるよ。



「秋になったら可愛がってやるよ」










end
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