銀魂long
□廻る、廻る。
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「悪いです」
「山崎…?」
「だって俺も、沖田隊長のこと好きですから」
何だ?何を言ってるんだ山崎は。
山崎が…総悟を…
好き…?
「なん…で…?」
「理由なんてあるわけないでしょ。
好きなもんは好きなんです」
今、俺の目の前に立っている山崎は、いつもの頼りなさそうな山崎ではなく。
何か反論すれば噛みついてくる犬のような目をしていた。
大切なものを他人には盗られまいと、必死に守る番犬のようでもあった。
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