Nobel☆U
□手の温もり
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部活が終わり二人で帰っていたときのこと。
『妖一vv手つなご☆』
「あ?何で手なんかつながなきゃいけねぇんだよ」
(何言い出すんだ糞チビの野郎……照れるじゃねぇか///)
そんなヒル魔の気持ちも知らずに拒否されたと思ったセナは………
『もういいもん!妖一の馬鹿!!!!』
と怒って先に帰ってしまった。
「チッ…人の気持ちも知らないで、明日からどうすっかな……あの怒りようだと口きいてくれないだろうし」
「全然出ねぇ…まだ怒ってんのか、あいつは………あぁうぜーもぅ知るか!!」
家に帰ってからセナに何回も電話をしているヒル魔、でもセナは出てこずヒル魔もキレてしまった。
(ただ手をつながなかっただけだろうが!!)
セナはセナで
(恥ずかしいのを我慢して言ったのに何でわかってくれないんだよ妖一の馬鹿!!!)