小説 アビス

□「焔と白い花〜第四章・解放〜」
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昨日まで確実にそれは、空に浮いていた。だが今は浮いていないそれはホド改めて・・・・エルドラント・・・・・・古代イスパニア語で栄光の大地という意味だ。そして今度こそ本当の最終決戦の舞台でもある。
ルーク達はアルビオールに乗りエルドラントに突入した。なんとか対空放火をくぐり抜け侵入することができた。本当にノエルに感謝だった。とうのノエルは兄ならもっとうまく侵入できたと謙遜していたが・・・


エルドラントに侵入してすぐの所にアルビオールの三号機・・・乗っていたのはノエルの兄ギンジだった。そしてもう一人・・・聖なる焔の燃えカスと言われた彼が来ている証だった。
あの対空放火の中を無理矢理くぐり抜け侵入したのだろうギンジは怪我をしていた。ルークは一つ気になったことがあった。ギンジが怪我をしている。つまり恐らくアッシュも・・・
そんなとき

「そろそろ行きましょう」と口をジェイドが口を開いた。
皆は頷いた。そうだ余り時間が無かった。ヴァンがやろうとしていることは何がなんでも阻止しないといけなかったから。

そして一同はエレベーターに乗り込んだ・・・・・
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