o(^∀^/[小説]\^∀^)o
□バレンタイン(アメリカ)
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今日は朝から何かヘンだ。
みんなの視線が痛い…
寝癖でもついているのだろうかと思い、鏡を見て見るが、いつもと変わらない。
(ぼく何かしたのかなぁ?)
話し掛ければ、ちゃんと受け答えはしてくれるのだが、何処かぎこちないと言うか、よそよそしい。
そして、その状況は今日一日中続いた。
――夜――
シアターの仕事も終わり、新次郎は夕食の材料を買おうと、ビレッジにあるマギーさんの店を訪れていた。
「いらっしゃい、タイガ。今日は何を買って行くんだい。」
店主のマギーが話し掛けて来た。
「こんばんはマギーさん。えっと今日は、コレとコレ。あ、後コレもお願いします。」
「あいよ、いつもありがとね、タイガ。」
「そんな、ぼくの方こそマギーさんには色々お世話になってますし。」
「あぁ、そうだタイガ、ちょっとお待ちよ。」
そう言ってマギーは何やらガサゴソとしだした。
?…新次郎は不思議そうに立っていると