薔薇の詩(うた) 月の詩(うた)
□アナタ達に〜
1ページ/1ページ
いつの間にか…時間は流れ…
流れた時間の分だけ、素直になれず……人を傷つけるコトしか分からなくなってしまった。
どれだけの時間<とき>の中で
私はアナタ達の傷を増やしたのでしょうか。
涙を枯れるまで流させたでしょうか。辛いのはアナタ達なのに
私は…偽善者ぶっていましたね
ごめんなさい。何度…同じ言葉をアナタ達の前で泣きながら呟いたコトか───
苦しめてしまいました。
“変わる”っと言って…“変わらない”私を見て……幻滅したことでしょう。
最後のチャンスをくれてアリガトウ………
これを最後にしたい。
『離れて』と何回……言葉にしたでしょうか。
それでも、前に踏み出したアナタ達に……私は酷い仕打ちを繰り返しました。
裏切りを重ねてきました。
アナタ達がいたから……私は笑っていられるんです。
ありがとう。
沢山…叱ってくれて……
ありがとう。
涙を流してくれて……
ありがとう。
傍に居てくれて……
ありがとう。
許してなんて言いません。私は、アナタ達を沢山……苦しめて……涙を流させて……傷を増やしてきました。
そして……沢山…甘えました。
だから、『許して』じゃなく…
感謝の気持ちの『ありがとう』と懺悔の気持ちの『ごめんなさい』だけは口にします。
最後だけ……私のワガママを許して下さい。
ちゃんと…目的は分かっています。甘えた分だけ……私は………自分の将来の為に生きたい。