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□傷の舐め合い
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艦内の医務室。
ここにいるのは僕とステラの2人だけ。ドクター達はデータを持って出て行ってしまった。
僕は戦闘で受けた傷の治療に。
ステラは僕を心配して着いて来た。
隣りに座り、上目遣いで言う
「アウル…、手、大丈夫??」
心配して傷を擦ってくるのだが、正直困る。
「うっとおしいなぁ、触るなよ///」
無神経なステラ。
(僕は一応男だぞ??顔近すぎ…!!)
気を紛らわすために、痩せたその腕を払い、一歩左へずれる
そしたら
同じように左へ一歩ずれて来た
また左へずれる
すると
また着いて来た
「…」 「…」
ズリッ ズリッ
(Σまた着いて来た!!)
ズリッ ズリッ ズリッ ズリッ
(どこまで着いてくんだよぉ!!)
ダンッ
「あ…!!」
ついに後ろは壁、逃げられなくなってしまった