キリリク部屋

□【梟】 弐寺DoLL小説
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 ゲーセンで、デラを終えてから少しして。


「ハジメマシテ。」



 にっこりと笑って、そう声をかけてきた人。


 ハジメマシテと返したけれど、どこかで会ったことがある気がして。









 人が死ぬ時、白い梟が現われるとその人の魂は永き年月を永らえるという。






 それは運命の悪戯。


 戦いに身を置いた少女の切なる願いを、




 気紛れな神が
 戯れに叶えた物語……。






END
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