Poem

□偽善者
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君が悲しむ事があったら
僕が代わりに涙を流そう

君が上手く笑えないなら
僕が沢山笑いかけよう

君が罪を犯したのなら
僕も共に罰を受けよう


君が壊れる運命ならば
僕が代わりに壊れよう



只一つ気掛かりなのは


僕が壊れて飛び散る破片が

君に突き刺さってしまわないか





君は僕を
あああ」と言うのだろうけど

そんな事は構わない



飛び散った破片が

君の血を吸い
赤く染まる事の無いように


それだけを祈って




君の代わりに

壊れよう













END

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