さなにおさな通常版:1  

□まにきあ
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湯上がりで涼んでいると仁王が脚の上にまたがってきた。
そのまま好きなようにさせておくと、何かキツイ臭いが嗅覚を刺激してくる。
「…何をしている?」
「ん〜可愛いしてやっとぅ」
「…別にいらんが」
「たまにゃよかろ」
下着一枚では風邪をひくだろうから何か掛けてやりたいのに、仁王の尻に敷かれているから動けない。
「ま、こんなもんかの」
何かと思えば、爪が微妙な色合いに仕上げられていた。
「おい…」
身を乗り出すと剥き出しの肩にぶつかった。

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