年下のカレシ:
□003
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無心でラケットを振る。
いつもと同じ、冷静でそつのないプレイが…乱れた。
結果的には勝利したが、本人は不本意そうに眉を曇らせている。
あの時。
先輩が別の先輩をからかっているのが見えたからだなんて。その時の顔ですら自分には蠱惑的だったなんて。絶対に言えない。
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