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□scarlet
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「オレはゴン!こっちはキルアだよ!
それでレオリオにクラピカ!君の名前は?」
ゴンはキラキラした瞳で私を見ていたけど、他は疑いの眼差しで私を見ていた
「私は名無しさん。よろしくね」
ニッコリと笑ってみせた。大抵はこれでうまく騙せるから
scarlet
全員が腕にタイマーをして、多数決で行き先を決めていくルール。
なんとなくすんなりとゴールできそうにない予感がした
トンパは多数決のたびに妨害をして、レオリオが口うるさく騒ぎ立てた
何度かの分岐のあと、さらに選んだ道を進んで行くと道が途切れた
一寸先は底が見えないほどの吹き抜けと、その先に大きな空間の真ん中に四方十メートルほどの四角いリングのようなものがある
向かい側の通路には五人ほど布で全身をおおって私たちを待ち構えているのがみえた。
どうやら一対一で戦い、三勝以上すれば通過できるらしい。
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