□why
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四次試験が終わった。


スタート地点に戻るとヒソカはやけに楽しそうな顔で、私に近づいて来たのでまた何人もが犠牲になったのだろうと思った。



私はクラピカとのことを今さら後悔していた。

なんて愚かなんだろう





why






飛行船に乗り込んでまもなく、面談という名目でヒソカが呼び出された。



そして何分か後に私も呼び出され、ヒソカと入れ違いで応接室に入った。





部屋では会長のネテロが待ち構え、座るように促される



「まず、なぜハンターになりたいのかな?」



ネテロの開口一番に私は少し考える



「大雑把な理由でいいのじゃぞ」



「…なんとなく、と、独り立ちかな」


「なるほどのー」




その後ネテロは他の受験者の中で注目している人、戦いたくない人という質問をしたので適当に44番と言った。





試験も次で終わり。



私は飛行船の窓から見える景色をただじっと見つめていた






試験が終わったらどこへ行こうか




合格したとして自分に何か得るものはあるのか




自分が求めていたものは何だったのか




ネテロの質問のように答えはない。




*つづく*

 

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