09/16の日記

19:51
やばい
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やばい。

私情史上、最悪で
最低な出来事が起きた。


奴と、ちゅうした。


教室に傘を取りに行った
それだけだったんだけど
先に教室から出ようとしたら

うしろから抱き締められた。




…あったかい。


とか悠長に思ったが、
この状況は正直やばい。

いいのか、私。

奴は『ばれなければいい』
とか余裕で言っているが、
罪悪感はないのだろうか。


奴の呼吸は乱れてるのに
わたしの心臓は驚くほど穏やか。


『いやなの?』とか狡いでしょ。



────…ゆるしちゃった。





久しぶりの感触は
気持ちよくて、つい
溺れそうになって

もっと、って欲した。

しばらくして
これ以上はダメだと思って
無理矢理離れたけど
…まだ余韻が残ってて。


離れたあとは
胸にもたれかかった。

奴はわたしに腕をまわした。

わたしも回しそうになって
慌てて手を引っ込めた。


抱きしめたら
本当にもう、戻れなくなる
と思うから。



でももう戻れないのかもしれない。



心はまだ此処にある。



でも

体の中の欲望が
渦巻いている。

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