second book

□仕事よりもあなたが大切
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今日、俺宛てに一通の手紙が届いた…




『ルーク、元気にしてる?


仕事のしすぎで体をこわしていない?
私、休暇ができたの…
だから、あなたに久しぶりに会いに行きます。







ティアより』












俺はすごく喜んでいたが…その喜びも束の間、








仕事が終わっていなかったからだ。
























「やべぇ―!!!ティアがこっちに着くまで時間がねぇっ!!
早くこの書類を終わらせねぇと!!











うおぉぉぉっ!!!』










書類を書くスピードを上げた。

















「はい!これ!ナタリアに渡しといてくれ!!







任せたぞ!!」
















「かしこまりました。」















ルークはメイドに書類を渡して、屋敷から出て行った。

















「急がねぇと!ティアが先に着いちまう!!」




























その頃…
























「バチカルに来るのも久しぶりね…」











(久しぶりにルークに会える………









\\\っ!!!私ったらまたルークの事を考えてる\\\




2週間会わないぐらいでこんなにふうになっちゃうんなんて…





やっぱりルークの事が愛しいのね私……)












ティアがそんな事を思いながら歩いていると…

















「そこのお嬢さん!」















「私の事ですか?」

















「はい!そうです!





あなたはとてもお美しい!どうです!そこの店でお茶でも?」






紳士みたいな男が話しかけてきた。












「生憎ですが、これから用事がありますのでご遠慮します。」








そっけない態度であしならおうとしたが、男が…













「仕方ないですね。」











パチンッ!と指を鳴らした。














男が指を鳴らすと3人の男達がやってきた。











「そこの女性を連れてきなさい。」















「へいへい。」
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