second book
□思いをよせて
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ある日の事…
私達はアルビオールのメンテナンスの為にシェリダンに来ていた、時間が掛かるとノエルに言われたので自由行動となったのけれども…私はする事がなく、暇をもてあそばせていた。
そんな時…私の視線の先にはいつも朱がいた…
夕日のように朱い髪…優しい翠色の瞳、そして…私の大好きなあの笑顔…
彼の事を考えていると胸の辺りが苦しくなる…私はルークに…
恋をしているんだわ…
でも、恥ずかしくてこの気持ちを伝えられない、だけど、ルークが他の女の人と一緒にいるところを見るとすごく嫌な気分になってしまう…私はこんな自分が歯痒かった。
とられたくない…
この気持ちだけは。